外観の修理


外装部分・外観に関する時計のケースやチェーン、貴金属バンドやガラスの破損などの修理も承ります。

末永くより良い状態でお使いいただくためのお手伝い

良いものはできるだけ長く使いたいと思われるもの。それは当店でも同じで、末永く使っていただきたいと思っています。
ただ長年ご使用いただくと、外装・外観に関する傷や思わぬ形で落としてしまったりして傷みもでてくるものです。
「この傷が無かったらもっと使えるのに」と思っていただくよりも、直していただいて使っていただくほうが、より楽しめるものです。
当店では、快適に美しく・普段使いとして時計やアンティークをお使いいただくため、「こういう修理もして欲しい」というご要望にお応えする、こだわり修理も行っています。

外装に関するもの・ケースやガラスの破損やチェーンの修理まで幅広く対応させていただきます。
また破損箇所に応じて、修理をさせていただく・古いものからの部品の調達などもご提案させていただきます。

 

 

私たちは考える専門家でもあります

古いアンティークものの修理となると、それだけで断られてしまうことも良くあります。
それはアンティークの修理には、大きなリスクが伴うことはもちろん、どのような方法を取ることができるのかを知らなければ扱えないものでもあるからです。
長くアンティーク時計を扱わせていただいていることから、時計が持つ素材に対してどのような対処ができるのか、どうすれば修理することができるのか、「ただお断りをする」だけではなく、物を見てからじっくりと考えて対応するところに違いがあります。

木の工具と指輪

この方法だとこんなリスクがある、それならこういった方法はどうだろう?
素材を切り出すにしても、より純度や質の良い素材を取り寄せて、そこから切り出すことで、素材に鬆が入ることを防ぐ。
メッキを掛けるにしても、より厚いものを、そして地金の素材によって、さらに下地にも違ったメッキを施すなど、お客様がわからないところで、専門家だからこそというひと手間を加えています。

人の手で行われる作業であり、そこに貴金属加工で培った知識と「考える」というひと手間を加えることで、アンティークという特別な商品に向き合っています。

 

 

さらに楽しんでいただくためのこだわり修理

さまざまな素材や修理に対応することができますが、商品の状態によって行う作業も違います。
下記は簡単な一覧で、それ以外のことも貴金属加工全般に渡って可能ですので、お気軽にご相談ください。
ただし下記の一覧に記載があるものでも、状態によってはリスクが高すぎる場合や、修理ができないこともあります。


【 制作した金の内蓋 】

 

時計全般の外装に関する修理

・ケースの穴や傷の補修・研磨
・ケースの金の剥がれの補修(下地が見えている等)
・宝石や真珠の留め直し
・金属ベルトの補修(貴金属ベルトの欠損部分の再生・再メッキ等)
・文字盤の再生

 

懐中時計の外装に関する修理

・蓋が閉まらないなどの噛み合わせの矯正
・蓋のちょうつがい部分の再生
・欠損した外蓋や内蓋の作成
・割れた文字盤の再生(オリジナルと同じにはなりません。また文字盤によっては再生できないものもあります。)

 

懐中時計チェーンに関する修理

・切れたチェーンの補修
・チェーンの金の剥がれの補修(下地が見えている等)
・留め具や装飾部品など、破損箇所の補修や欠損部品の再生

 
 

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