特色ある金時計
子供の頃に初めて「時計を持つ」という特別なことへの、嬉しくてドキドキした感覚。
今の時代、デジタルで最新が当たり前ですが、もう1度そんな感覚を味わってみませんか?
この懐中時計は、そんな手に取った時のドキドキ感を、改めて感じさせてくれる1点かもしれません。
当たり前でない、今まで見たものでもない、特別の中のさらに特別なもので、今までの懐中時計のイメージを変えてくれるのではないでしょうか。
「特色のある商品」、こういったうたい文句は良く見かけるものですが、時計がそんな「特色しかない」特別なものであったなら。
手に取った時に、100年という歳月の重み、その作りや外観の明らかな違いに驚いて頂けるはずだと思います。
丸い形に白い文字盤で、テレビなどで見慣れた懐中時計、そんなイメージをすべて一新してくれるはず。
せっかく懐中時計を持つのなら、こんな特色にあふれた1点を持って出かけてみませんか?
素材と形にこだわって
この時計の面白さは、やはりその外観であり素材、そして時代背景といった複合した要素。
ケース自体の形が八角形というのは、形としてもとても珍しいものであり、そこに装飾が施されているというのは、まさにこの時代ならでは。
こだわりを感じる14金無垢のケースに、時計の顔である文字盤にも美しい装飾、そして3つの針もそれぞれ文字盤の装飾を飾るように美しい形をしています。
ケースの裏側の装飾も、これもまさにこの懐中時計の時代だからこその技法。
大きさとしてもしっかりとサイズ感がある中型、作られてから100年以上の魅力が詰まっています。
店主のワンポイントと評価
総合評価
当店で良く扱わせて頂くことのある、蓋のあるハンターケースという形の懐中時計も味がありますが、こういったオープンフェイスタイプ、蓋が無いタイプもまたとても味のあるアンティーク「懐中時計」の形の1つ。
ハンターケースの良さは、その時計が持っている魅力が、そのまま外観からダイレクトに伝わるところ。
ケースの形であったり、文字盤の装飾であったり、手に取ってその瞬間に伝わる魅力。
自分自身が持って見て楽しめることはもちろん、すっと懐から取り出すその仕草、机の上にそっと置かれている時計の姿。
こういうシーンをイメージしていただくと、腕時計とは明らかに違う、懐中時計の楽しみ方をご想像頂けるのではないでしょうか。
そんなシーンに特別なこだわりの時計を、そんな楽しみ方のできる1点かと思います。
状態
ケースの素材自体が若干薄めで、裏蓋を強く押すとへこんでまた元に戻ります。
当時も金素材は高価なものでしたので、懐中時計でもこのような薄めの素材が見られることがあります。
若干裏側に凹凸のある部分が動画でご覧頂けるかと思いますが、それ自体が時計の価値を下げるものではなく、時代背景・歳月によるものとみて頂く部分かと思います。
希少性
八角形の形・金無垢という組み合わせが珍しく、あまり入荷の無い商品になります。
贈り物
贈る方としては、プレゼントの面白さは、蓋を開けて中身を見て頂いた瞬間ではないでしょうか。
そういった意味では、ひと目見ただけで伝わるオープンフェイスタイプの魅力は秀逸。
そのあたりで見つかる時計ではない、そんな特別さが、贈り物としても貴重な選択肢になるはずです。
備考