ケースの形と装飾に味あり
ちょっと変わった時計で遊んでみたいと思いませんか?
それはただ単に見た目という形だけでなく、その中身まで思い切って、遊び尽くしてしまえるような、そんな遊び心を満たしてくれる。
若い頃に楽しめた・見つけることのできたもの、それを今になって改めて探してみるというのはいかがでしょうか?
この懐中時計は、そんな「新鮮な感動」を改めて感じさせてくれる1点かもしれません。
作られたのは懐中時計が当たり前に使われていた時代、約100年前のことですが、形が当たり前でないのがオモシロイところ。
ケースの形は角こそ丸みを帯びていますが、四角形・クッション型に近いという特殊な形。
ケースの両面また側面にも装飾が施されていて、なるほどこれは面白いなと感じて頂ける作りかと思います。
文字盤はローマ数字の陶製、細身のブルースチールの針に、外側には赤い5分刻みでの分表示。
個性ある時計で楽しむという意味では、とても味のある作りです。
店主のワンポイントと評価
総合評価
外観・その姿が楽しめる懐中時計で、特にちょっと人とは違うものが良いという人にお勧めしたい1点です。
四角形だからといって機械自体が四角いわけではなく、時計の形の変化の過程の中で、丸い懐中時計と同じ丸い機械を使って、四角形のケースに収めることで四角い懐中時計になっています。
ケースの裏側の装飾にも味がありますが、この時代特有で溝が浅く、裏面に関してはちょっと装飾がわかりづらいくらいではあります。
ケース内側の刻印の向きに合わせると、裏側の装飾は上下反対になるのですが、写真の位置の方が装飾の形として見栄えば良いと思いましたので、そのように取り付けてあります。
もちろん上下を反対に取り付けることもできますので、ご希望があればお知らせください。
状態
文字盤の秒針のある丸い部分の2~5秒の位置が、わずかにフチの部分が欠けています。
希少性
特殊な形ではありますが、この時代の懐中時計の1つの形で、無い物ではありません。
贈り物
明らかにアンティークでかつ機械式の懐中時計。
形やデザインなども個性的で、贈り物としてもお勧めできる1点です。
備考