ティファニー銀無垢アンティーク懐中時計【1902年製】

商品のご紹介

創業のその昔から現在にかけて、その名を知らない人がいないほどの高級ブティックブランドとなったティファニー。
１８００年代中ごろから宝石・銀器を手掛け、人々が驚き羨むような品物を提供し続けている様は、まさに古くから伝わる紳士淑女のためのブランド。
基本に忠実であり品質にこだわる姿勢が、現在も続く名声を保ち続ける理由だと言えるでしょう。

この懐中時計が世に出されたのは、懐中時計がまだ非常に高価な時代、そしてティファニーが主に多くの銀器を扱っていた時代のこと。
宝石と銀器で名を馳せていたティファニーが、当時宝石のような扱いをされていた懐中時計と、十八番の銀器を掛け合わせた銀時計を出したのですから、この時計の「ティファニー」の銘には、重みを感じていただけるものでしょう。

懐中時計としては、当時の懐中時計の魅力と基本をしっかりと盛り込んだシンプルな作りの物。
デザイン的にもまさに懐中時計で機械も良く、この時代の「時間を見る」という時計の本質にこだわったものだといえるでしょう。

宝飾的な銀細工も作っていたブランドとしては、もっと派手に豪華な装飾を施すこともできたはず。
それをせずに、このような本質重視のシンプルなデザインに仕上げてくるのは、ブランド力と信頼のなせる業。
この違った意味で意表をつかれるのは、ティファニーというブランドに魅入られた者にとっては、それこそ大きな個性として、くすぐられるような魅力を感じていただけることでしょう。
時計のサイズとしても、しっかりとした大きさのあるもので、シンプルで男性的なデザインからも、時計としては男性にお勧めしたいものです。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A+

ポケットからそっと取り出す銀時計。
それだけでとてもお洒落なものですが、取り出せば「懐中時計ですか？」と尋ねられて、ティファニーの１００年物です。
なんて返すことができるのは、この時計の面白さの側面。
どの時計を見ても似たような時計ばかりの昨今、このような銀時計を懐に忍ばせていただくのが大人のお洒落というものでしょう。

携帯電話でなんでもできるような時代ですが、その反面、時間に追われることが多いはず。
こんな時代にこそ古き良きものを見つめ直し、手間をかけることを楽しむことが、現代ではこの上ない贅沢です。

状態　A+

特記事項はありません。

希少性　A+

作られた数自体の少ないティファニーの懐中時計であり、状態の良いものとなるとなかなか手に入りません。

贈り物　S

年代的にも非常に珍しく貴重なティファニーの懐中時計です。
贈り物としても喜ばれないはずがないものです。