アンティークな華やかさと美しさ
スイスの名高き時計ブランド「ロレックス」の起源は実はイギリスのロンドン。
そんなロレックス創業者の故郷への思い入れもあってか、ロレックスはイギリスのチューダー朝王家の名にちなんで、「チューダー」(チュードル)という名を冠したブランドを世に送り出します。
この時計はそんなロレックス・チューダーブランドが世に送り出した、チュードルとしての初期頃の腕時計です。
チューダー・ロレックスの名に恥じない時計で、ケースは金無垢という豪華さ。
1920年~1930頃の腕時計初期に見られるデザインを備え、見た目にもオンリーワンであり非常に特別で豪華なデザインに仕上げられています。
文字盤のゴールドカラーは、色の違う2色を配することで、自然な色の変化でかつ豪華に。
そして、それを囲うケースには、装飾を施した上でさらに八角形という特殊な形にするというこだわりよう。
さらに時計に合わせられているバンドも、アンティーク品の非常に豪華で繊細な作りの物。
時計に施されているデザインや装飾との組み合わせも良く、時計の豪華さに磨きをかける宝物のような美しさ。
確かにこういった時計なら、王家の名を冠していてもおかしくないと納得してしまう。
そんな華やかさを持ったもので、初期のチューダーがどれだけそのブランド名とロレックスの背景を大切に作られていたかわかるものです。
ここまで綺麗なロレックス・チューダーの時計は、年代・状態・デザイン的にも非常に珍しいものです。
デザイン性・装飾性も高く、ブランド名もある時計は、どこに着けていただいてもその希少さと華やかさで話題になること請け合いです。
店主のワンポイントと評価
総合評価
アンティークの豪華さと魅力を、その腕に纏う。
まるで豪華なブランド品や洋服を身に着けるように、そしてその身に着けた服装に負けない華やかさと、時計を身に着けるということに理由をつけてくれる逸品です。
大切な思い出に残るイベントはもちろん、記念日・式典などどんな場にあっても、凛とした雰囲気を伝えてくれる時計になることでしょう。
アンティークだからこそ、そしてそのアンティークの中でも、厳選された特別品。
1938年2月11日に、息子たちから母親に贈られたことが、時計の裏側に刻印されていて、時計の確かな出自がわかります。
状態
わずかに文字盤に経年変化は見られますが、80年経ってのこの状態。
特記事項無しと記して当然という、まれにみる状態の良さです。
希少性
ロレックス製の同年代の時計自体が少ないことや、特殊なデザインとなるとさらに珍しくなります。
状態の良さも加えれば、本当に希少な1点ものです。
贈り物
非常に珍しい、チューダーブランドの初期の腕時計です。
状態としてもとても良いもので、贈り物としてもベルトも合わせて非常に雰囲気のある時計としてお勧めできます。
備考
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