懐中時計を収納して飾る
懐中時計が非常に貴重だった時代のこと、それを使用することはもちろん、使わない時もその時代ならではの保管方法がありました。
それは置いている間も、時計として時間を見ることができ、そしてかつ飾っておくというもの。
懐中時計の為のガラスケースであり、そしてその姿を愛でることができる。
懐中時計を立て掛けるスタンドや収納ケースは、その時代の一つの懐中時計の楽しみ方であったものです。
小さな時計のための愛らしいケース
このガラスケースの面白さは、やはりその特別な形。
横から見ると三角形のような形をしていて、ケースや足の部分には、アンティークならではの装飾が見えます。
非常に分厚いガラスながら、その厚みとカットされた面が、ケースのデザインとして生きているのもまた見どころの1つ。
お気に入りの懐中時計を、このケースの中に収納して眺める。
まるで内側の見える宝石箱のように、時計をさらに楽しんでいただける1点です。
このケースに合わせていただくなら、小型の懐中時計がお勧め。
懐中時計を収納している写真の、時計の直径は3.6cm。
写真はあくまで参考までで、時計を吊り下げるフックから、底にあるふっくらとした座布団のような布面までの間の距離、そして時計によって時計自体の吊り下げるための輪の直径も違いますので、時計個々によって若干の違いがあります。
店主のワンポイントと評価
総合評価
小さな懐中時計がちょうどぴったりと入るサイズ。
このケースに時計を仕舞って、机の上に置いておく、そんな姿を想像してみて下さい。
懐中時計の使い方そして楽しみ方が、さらに広がりませんか?
その作りやデザイン自体も特殊で、ケース自体だけでも面白いものですが、内側に入る懐中時計との組み合わせによっても、透けて見える姿が違い面白いものです。
状態
素材が素材だけに金属部分は経年劣化などで変色もありますが、ガラスを留めている歯の部分の欠けもあまりなく、かつ内側のクッションの布地も劣化が少なく、非常に綺麗な状態のものです。
希少性
無いものではありませんが、状態面も含めると、なかなかここまで状態の良いものは少ないものです。
贈り物
小さな懐中時計をお持ちの方や、懐中時計とセットでプレゼントしていただくと、より贈り物としての価値が引き立ちます。
ほど良い枯れ具合とアンティークらしさがあり、アンティークの懐中時計ととても良く合います。
備考
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