英国の製陶業が生み出した時計のための置物
大切な懐中時計を、さらに楽しむには?
もっと実用的にかつ綺麗に飾るにはどうしたらいいのか?
その答えがここにあります。
使わない時も、置いておくことを楽しむ。
好きな時計をとことんまで楽しむなら、置いておく時間すら眺めておく。
ここまでこだわった、時計スタンドに飾ってあげてはいかがでしょうか?
陶製ならではの艶や古さを楽しむ
英国の陶器製造で有名なスタッフォードシャー、そこで生み出された陶器のスタンド。
3人の乙女によって高く掲げられている花かご、そしてそこに収められる懐中時計は綺麗な宝物のよう。
中世ヨーロッパに見られる、太陽のような時計台を彷彿とさせてくれます。
陶器だからこそ出せる、鮮やかな発色と色使いが華やかで、緑・青・オレンジ・紫にゴールド、まるで時計を飾るための祭壇とでもいえるのではないでしょうか。
アンティークと陶器は切っても切り離せない深い関係。
この造形美と陶器ならではの艶と輝き。
ここに懐中時計を飾ったなら、どれほど美しいことでしょう。
大きめ懐中時計を飾っておくためのスタンドをお探しの方なら、年代・デザイン・モチーフともに味のある組み合わせだと言えるでしょう。
時計を合わせていただくなら、中型からやや大きめの中型程度がお勧め。
時計の文字盤が見える窓のサイズと、文字盤のサイズを合わせていただくと良いでしょう。
中型のサイズであれば、穴に対しての文字盤の大きさが小さいので、時計のケースも見える形になります。
写真の時計は文字盤(白い部分)で3.9cm、時計の直径が4.6cmで、厚みは風防を含めて1cm。
大きめの一般的な懐中時計で、このサイズでも十二分にゆとりがあり、穴の底に詰め物を入れて、穴から見える文字盤の位置を合わせています。
時計を入れていただく際は、深さや向きなどを調節していただくため、底にやわらかい布やティッシュなどで文字盤が見える状態に合わせていただく必要があります。
店主のワンポイントと評価
総合評価
懐中時計を置時計としても使いたい。
でも普通の時計スタンドでは満足できない、そういう方には非常にお勧めの1点。
書斎に飾るには、素晴らしいデザインだと思いませんか?
朝出かける際に時計を取り、仕事から戻って時計を収めれば置時計に。
さても贅沢な時計の楽しみ方です。
状態
日本の工芸美という域にある陶器とは違い、大味で作りの甘さがあります。
写真で一部ご確認いただけますが、製作時のヒビがいくつかあり、左側女性の脇・右側女性の左手・土台の左側・底面に見られます。
また陶製品によくみられるものですが、釉薬にヘアラインも見られます。
衝撃などによる外傷という欠けや傷などが無いため、状態としては非常に良いものです。
向かって右側の女性の鼻先が、緑色になっていますが、元々の塗料で欠けではありません。
希少性
元々の数が少ないもので、素材に経年が加味された状態の良さからも珍しいものです。
贈り物
陶製品ということで飾っていただきやすく、アンティークらしい雰囲気がある1点です。
懐中時計の置き場所という意味でも、使わない時にも眺めていられるという楽しみがあります。
大きなサイズで重さもあるもので、とても印象に残る贈り物です。
備考
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