見る・見せる、存在感抜群の大型の飾り
懐中時計のチェーンの中でも、ベスト前から両ポケットに広がるダブルアルバートと呼ばれるタイプ。
表からしっかりと見えるので、懐中時計・チェーンを着けていることがよりはっきりと分かる形ですので、これもアンティークのチェーンの中では人気。
チェーンそのものについては、ちょっとひねった輪を繋げてあるつくりで、銀無垢チェーンの中では定番です。
銀無垢のチェーンをお探しになられていると、比較的良く見かけられるタイプではないかと思います。
しかしながら、一味違うのは、中央から下がっている装飾部分にあります。
サイズにして、縦横約3.5センチという大型サイズで、これはもう見せるためのサイズとでも言えるかと思います。
飾りの表面についても、表面と裏面でデザインが違い、その日の気分によって表裏を変えて頂くのも面白いもの。
片面には星型、もう片面には植物とWの文字、どちらもアンティークならではのデザインでとても雰囲気があります。
店主のワンポイントと評価
総合評価
ダブルアルバートタイプの中央を彩るにしては、なかなか面白い形の飾りです。
飾りには両面しっかりと装飾が施されていますので、刻印がありませんが、デザインや作りから1900年前後のものだと思われます。
チェーンは太さがあるものですので、それなりの重さですが、飾りの部分は面積は大きいものの、厚みとしては薄めのため、下がる部分の重さはあまりありません。
懐中時計を合わせて頂くなら、中型から大型サイズがお勧めのしっかりとしたサイズです。
状態
特記事項はありません。
希少性
チェーンとしては当時の定番の作りです。
贈り物
ダブルアルバートタイプで、着けて見せるくらいの方にはお勧めですが、飾りも大きいため、どなたにでもお勧めできるものではありません。
備考
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