お洒落な金無垢のダブルアルバート
アンティークの懐中時計をお楽しみ頂くなら、やはり憧れるのは、古典ともいえるダブルアルバートタイプ。
シングルの1本もののチェーンも良いものですが、ベスト前の中央に飾りを見せて、チェーンは両のポケットへ伸びる。
懐中時計を楽しむなら、このようなお手本のような楽しみ方が面白いものです。
このチェーンは、そんな古典・定番ともいえる、上品な楽しみ方ができる金無垢チェーン。
素材として良いことももちろんながら、9金のアンティークならではですが、少し赤味を差した色合いのアンティークらしさが楽しめるのも特徴の1つ。
懐中時計と合わせてお楽しみ頂くなら、チェーン自体の幅が端から端まで同じ幅ですので、時計のサイズは小型から大型まで幅広く似合います。
ただ大きめのものを合わせて頂く場合は、直径5センチより少し小さめのもの、大型のイングリッシュタイプよりも一回り小さなものがお勧めです。
フリーメイソンの金無垢飾り
昔よりもメディアなどで取り上げられる機会の増えたフリーメイソン。
今でも秘密結社といった昔ながらのイメージも持たれていますが、ロータリークラブ等のような上流階級の交流会といった意味合いもあり、昔よりも理解も進み人気のあるものになっています。
このチェーンに付けられている飾りは、そのフリーメイソンの1911年頃のそのシンボルであるコンパスと定規の形を組み込んだもの。
拡大した写真をご覧頂くと、目盛りまで非常に綺麗に彫られていて、その仕上がりの良さがご覧いただけることかと思います。
一般的なものは、周りの円の枠と中央のコンパス・定規の高さが同じになっていますが、これは枠の部分を元にして、コンパスと定規が少し高い位置にある立体感を持たせたもの。
ごくわずかな高さですので、あくまで参考までにですが、立体的になっているものとそうでないもの、触った時の感覚の違いがはっきりとわかります。
店主のワンポイントと評価
総合評価
チェーンのデザインとしては、同じサイズの輪が連なったタイプの定番のスタイル。
昔からあるもので定番になるのは、その使い勝手の良さやデザイン性からですので、変わらない人気のあったものだと言えます。
懐中時計に合わせて頂いても合わせやすく、程よい太さや軽めというのも使い勝手の良いところ。
合わせられているフリーメイソンの飾りも、装飾のはっきりとわかるもので、サイズも程よくアンティークらしい1点です。
状態
2つあるクリップのうち1つが交換されていますので、どこかの時点で同じ9金のものに変えられています。
希少性
定番ものではありますが、金無垢で状態の良いものとなると珍しいものです。
贈り物
状態面やデザイン的な面も申し分なく、贈り物としても非常にお勧めできる1点。
フリーメイソンの飾りという点で、贈られる方の好みをよくわかっている場合にのみお勧めします。
備考
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