チェーンを着けることを楽しむなら
チェーン自体が非常に極太で、抜群の存在感という意味では最高の1点でしょう。
懐中時計のチェーンを着けている、このことがはっきりとわかる、それほどに大型の1点です。
チェーン自体の装飾面もしっかりとしていますが、チェーンのバーの部分は4ミリ×6ミリ幅の角柱で、その部分の長さは3.6センチ。
数字でお伝えするとそれほどでもないと思われるかもしれませんが、お伝えしたサイズを実際に形にして頂くと、どれだけの大きさかお分かりいただけるかと思います。
懐中時計を合わせて頂くなら、まず大型のものしか合いません。
映える騎士の飾り
合わせられている騎士の飾りもまた、これも存在感あるもの。
黒と金を背景に上部に騎士、そして中央には羽根を広げる鷲と、どれも立体的で見ごたえがあります。
わずかですが、騎士の部分が少しだけ動きますが、前後に僅かという程度ですので、あくまで余談程度です。
店主のワンポイントと評価
総合評価
このサイズですから、もちろんどなたにでもお勧めできるものではありません。
しかしながら、懐中時計が一般的に使われていた時代の写真を見ると、そこにはっきりとチェーンが見えるほど、「見せる」ものであったことがお分かりいただけます。
チェーンを見せることも楽しんで頂くなら、これだけ存在感がある1点も珍しいものです。
状態
古いものでメッキ品かと思いますので、クリップ部分など薄くなって剥がれている部分もありますので、あえて磨いていません。
素材的に磨いてお使い頂くものではありませんので、少しくすんだ・褪せた色合いになります。
希少性
これだけサイズ感がありながら、デザイン性も良いものとなると少ないものです。
贈り物
非常に大きく存在感があるという点でも、状態的な面でも、贈り物としてはよほど好みのお分かりの方にのみお勧めします。
備考
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