黒1色で飾るところに意義がある
懐中時計に合わせるチェーンというと、金属のものが主流。
お気に入りの懐中時計に合わせるものも、そういった金属製のチェーンで考えられていませんか?
実は昔もそうですが、布製や紐製のものもあり、着け方に関しても素材に関しても、比較的自由度の高いものだったことがわかります。
当店で扱わせて頂いている日本で作られた「絹製の紐」というのも、和というセンスではとても面白いもの。
それを踏まえて、懐中時計の本場さらにアンティークでという点で考えるなら、この商品の紐のように、西欧でその時代に作られていたものとなると、さらにまた違った味わいが楽しめます。
真っ黒という色合いから、もちろんそれだけで珍しいのはもちろんですが、黒だからこそ着けられる場もある。
また黒だからこそ際立つという、この色だからこそ・この素材だからこそという、強みがあるとも言えるでしょう。
ただ単に「黒」の紐というだけではなく、紐全体に渡って細かな装飾が施されているのも大きな特徴で、紐を編み込み、小さなガラス細工を通し・留めた作りになっていて、非常に繊細な作りであることもお分かりいただけるかと思います。
作りという点だけにおいて言えば、金属のチェーンをそのまま紐に置き換えたように、デザイン的な面・機能的な面でも、同じような形態がとられていることがわかります。
紐製ということもありますが、形としてしっかりと装飾がされているため、太めの作りになっています。
懐中時計を合わせるなら、中型以上で大型が特にお勧めです。
店主のワンポイントと評価
総合評価
紐とガラス細工を合わせたもので、重量としても軽量で使いやすく、しなやかで柔らかいというのも大きな特徴。
金属のチェーンは重たい・固いのでとお考えでしたら、とてもお勧めの1点です。
写真では少しお分かりいただきにくいところですが、しっかりと編みこまれた特殊な形になっていて、ガラス飾りとの組み合わせも絶妙です。
状態
若干ガラスの角などに小さな欠けは見られるものの、全体としてとても良い状態です。
希少性
金属製などの定番のチェーンに比べて、素材の性質上や作られた数の違いからも、状態が良くデザインが良いものとなると貴重です。
贈り物
懐中時計をお持ちの方にプレゼントをされるのであれば、まず間違いなくお持ちのコレクションと重複することのないものだと思います。
デザインや作りの良さからも、非常にお勧めできる1点です。
備考
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