時計の全てが輝く宝飾品
時計を眺めると溜め息が出るような、そんな美しい腕時計がこちら。
なかなか写真ではその輝きをお伝えするのは難しいのですが、それでも写真から確かに伝わるものがある。
「時計の作りの美しさ」そして使われている素材の数々。
宝石を鏤めた指輪が上品な光を放って輝き続けるように、この時計も時計自体が輝いているように楽しませてくれる。
この時計には、時計本体とバンドを合わせると48石のダイヤモンドが鏤められていて、その美しさたるや言うに及ばずでしょうか。
時計を腕に纏うと、これ以上何も着けなくても良いと思えるほどに、豪華な指輪・ブレスレットのように光り輝く1品。
素材にもこだわった時計ということで、バンド自体も14金。
時計自体は「パラジウム」という、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、素材自体のお値段としてはプラチナよりも高価なもの。
プラチナよりも固い素材であるため、肌に触れる機会の多い時計に使われているレア素材です。
アンティークの美しさが光る
現代のモダンで大きな腕時計、確かに身に着けると見栄えのするものです。
しかしながら、どのメーカーも同じようなデザインで、定番と呼ばれるスタイルの時計をすると、よく他の人も着けているところを見かけませんか?
着物や上品な服装に合わせると、現代の時計はちょっと大きめで、なんだか似合っていないと感じられるかもしれません。
そういう時にお勧めしたいのが、こういったアンティークの婦人物の腕時計。
特に40年代を境に、婦人物の腕時計はデザイン的に一気に開花しますが、その華やかさを見ることができるのが、このような高級品に分類される腕時計。
当時でいえばサイズの小さな時計が主流ですが、当時の一般的な「ただ単に小さな時計」というだけではなく、そこにしっかりと宝飾技術が盛り込まれるようになっていることが大きなポイントです。
店主のワンポイントと評価
総合評価
この時計のように仕上げられていると、もう時計ではなく、豪華なブレスレットのような宝飾品。
時間を見るのではなく、この腕時計を眺めるために、チラチラと腕を見てしまうこと間違いなしです。
誰かと同じ時計をするのではなく、時計の要らない時代だからこそ、こだわりを持って楽しみたいもの。
状態
文字盤に軽い経年変化は見られますが、全体的に非常に良い状態です。
希少性
高級品・高級な素材が使われたものということで、元々作られた数自体の少ないものです。
贈り物
贈物としては、このような時計は群を抜いて綺麗です。
備考