腕の内側までも美しく見せる金時計
見えるところも、そして見えないところにも、こだわりと美しさを表現する。
レディースの腕時計やブレスレットで、手の甲側、いつも見える・見せる部分が綺麗であるのは、宝飾品として当然のこと。
しかしながら、手のひら側が「見えない」という意味ではありません。
そのあまり見えない部分にもこだわれる、こだわっているのが、このハミルトンのレディース腕時計を着ける面白さの1つ。
時計本体としての装飾・宝飾品としての美しさはもちろんのこと、バンドの部分がまるでブレスレットのように装飾されている1点。
時計を腕に回すと、ぐるっと一周、美しい金とダイヤで装飾されたバンドが手の甲の側まで。
バンド自体も14金無垢という総金無垢仕上げに、かつ38石ものダイヤモンドがぐるりと鏤められた華やかな腕時計。
時間を見るという、本来の時計としての要素から、現代だからこその「ファッション」自分のこだわりとして楽しめるという腕時計で、銀色にダイヤモンドという色味としても、合わせやすい・使い勝手の良い1本かと思います。
ダイヤモンドが手元を彩る宝飾時計
時計を作るという点での機械的な面での技術が完成したあと、時計メーカー各社は、時計の外観という「ファッション性・宝飾性」の面に力を入れていくようになります。
この時計が作られた年代も、まさにそういった時代の始まりで、この時計のように、「さらなる違い」が作り出されていた時代でした。
時計の本体部分には26個のダイヤモンド、そしてバンドの駒の部分には12個のダイヤモンドに、きらきらと輝く装飾面の美しさ。
現代とは違って、レディースの時計のサイズ自体は小さなものですが、それだけにデザイン的にブレスレットのような美しさを併せ持ち、かつそれが「時計」であることに特別さを感じて頂けるものかと思います。
店主のワンポイントと評価
総合評価
現代でも主流のジュエリーの基調色、銀色にダイヤモンドという組み合わせ。
現代にも残るハミルトンという時計メーカーによる、手元を彩る美しい宝飾時計。
ブレスレットのような隙の無いデザイン良し、そして腕回りの長さとしても程よいサイズで、安全のためのセキュリティチェーン付き。
外観としても派手過ぎず、とても使い勝手の良い腕時計かと思います。
状態
特記事項はありませんが、拡大した写真でなんとか見えるくらいかと思いますが、6時の三角形の頂点部分近くの文字盤表面に小さな傷があります。
非常に小さなものですので、写真で拡大してわかる程度で、実物ではほとんどわからない程度です。
希少性
まったく同じものとなると入手の難しいものですが、バンドとケースにダイヤモンドを鏤めたデザインとなると、デザイン的には完成されたもので、類似しているものはあります。
贈り物
とても美しい宝飾時計で、色味や使い勝手も良く、贈り物としても非常にお勧めできる1点です。
備考
写真の古い箱が付属しますが、おまけ程度にお考えください。