商品のご紹介
コートにベストそして片手にはパイプを燻らせる。
使い込まれた椅子に座り、懐中時計を巻き上げている。
そんな昔の英国男性が想像できる雰囲気のある銀時計です。
この時計自体が作られたのは、この当時の時計の本場であるスイス。
当時の英国は、第一次世界大戦によって時計産業の衰退があり、スイスから英国へと輸出されたものの1つです。
世界の時計工場として、当時そして現代もその名を馳せるスイスと、当時の世界の中心であったロンドン。
その2つを繋ぐ趣きのある1点です。
特徴として挙げるなら、やはりこの当時の懐中時計の本流であるスイスや英国懐中時計の特徴を良く伝えていることでしょう。
厚みのある銀のケースは、手に持つとしっかりとした重みを伝えてくれるもの。
この当時の懐中時計の主流であった、すっきりとした白い背景に黒い数字の陶製文字盤。
そしてコチコチと心地よい音を立てて動く、なんともいえない形をしているブルースチールの針。
現代の時計には色々な機能があるものが当然ですが、この当時はシンプルに「時間を見るため」の道具であったことを、改めて再認識させてくれます。
たった100年の間に、このような機械式の懐中時計がデジタル時計になり、携帯電話でも時間を見れる時代へと移り変わったのです。
この100年の時代の流れの速さに驚かずにはおれないことでしょう。
店主のワンポイントと評価
総合評価
スーツ姿を好まれる英国紳士のような男性にお勧めしたい時計です。
銀時計に銀のチェーンをポケットにしのばせる。
おもむろに懐から取り出す時計は本当に様になります。
またこの時代が作られたのは、短いながらも大正ロマンと呼ばれる味のある時代のもの。
日英同盟を結んでいた時代のものでもあり、時計がスイスから英国へ、そして日本へと渡る。
そのような時代背景を考えると、とても面白いものです。
木製の机や雰囲気のある書斎などへの置時計としてもお勧めです。
状態
特記事項はありません。
希少性
当時の世界の時計工場であったスイス時計で、形やデザインとしては定番のものです。
贈り物
しっかりとした重みと大きさのあるインパクトのあるものです。
定番のデザインですので、懐中時計をお持ちの方にはお勧めしませんが、初めて懐中時計を持たれる方にとっては、シンプルで飽きの来ないデザイン。
大きさや存在感もあり、使っていただいて感動していただけるものだと思います。
備考
–