ウォルサムアンティーク腕時計カジュアルの王道【1901年製】

商品のご紹介

アンティーク時計の中でも、この時計を知っていただくと、アンティーク時計へのイメージを良い意味で変えてくれる、とても「粋な」デザインの時計です。
すでに懐中時計をお持ちの方、腕時計をいくつかお持ちの方でも、これを見ると「おっ」と引き込まれるような魅力のある時計で、当店でもデザイン的にお勧めの１点です。

デザイン的な魅力・特徴は、やはり懐中時計ファンにも喜んでいただける、懐中時計時代を引き継いだ、陶製の文字盤とブルースチールの針という組み合わせ。
デザイン的には、まさに１９００年前後の時計そのままで、時計の顔ともいえる文字盤に大きな特徴があり、独特の風格を持っています。
それもそのはずで、この時計が生まれたのは、懐中時計から腕時計へと時代が移り変わるさなか。
懐中時計需要が腕時計へと移り変わるにつれて、当時の懐中時計の機械をそのままに、腕時計へと移行されたものであるからです。
そういった背景から、懐中時計が持つ特別な雰囲気を持ちながら、それが腕時計に仕立てられているという、特別な作りの物となっています。

また時計のケースのデザインも、本当のこの時代の特別なデザインのもの。
クッションケースと呼ばれる形ですが、ちょっと丸みを帯びたような、それでいてしっかりと厚みがある、なるほどうまく例えられたものだと、その形がイメージしやすいものではないでしょうか。
この時代の機械はしっかりと厚みがあったため、ケース自体にもしっかりとした厚みがありますが、その厚みすらうまくデザインに取り込んだもの。
光の反射・照り加減をうまく出すフォルムも何とも言えないもので、ケースのサイドに施された模様や、がっしりと大きめのリューズもとても味わい深いものです。

１世紀以上も前のものだとは思えないほどの状態の良さも光りますが、現代のカジュアルな雰囲気に恐ろしいほどにぴったりと合います。
このデザインをご覧いただいて、お気に入りのジーンズや合わせる革の色合いなどもイメージできれば、プライベートでは本当に重宝する１点になること間違いなしです。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A+

当店の人気商品の１つでもあり、デザイン的にもアンティーク好きの方にも、そうでない方にもお勧めしたい１点です。
腕時計も３０年代後半、４０年代後半ともなると、より上品な形、時代によってはよりミリタリー的なデザインに偏ってしまいますが、この時計が作られた、わずかな幅の年代に、このようなとても魅力的な時計がありました。
仕事やスーツ用としても、お使いいただく方のご判断にはなりますが、十分に着こなしていただけるもの。カジュアルには合わないはずがないというほど、デザイン的に優れているものです。
格好の良い相棒という言葉がぴったりと合います。

状態　A+

特記事項はありません。

希少性　A

年々数が少なくなり珍しくなっているもので、良いものはさらに貴重になっています。

贈り物　A+

複数の時計を持っている方にも、この時計はデザイン的に重複しないという特別さがあり、とてもお勧めできる１点です。