商品のご紹介

超巨大サイズというのが一番しっくりとくるサイズで、一般的に一番大きな懐中時計のサイズとも比べ物になりません。
どれだけ違うのかというと、厚みでも２倍近く、面積でも２倍ほどにはなるでしょう。
さらに重さも２００グラム超えで、一般的な大型懐中時計の２倍ほど。
これは置いて使うしかないなと思ってしまうほどのサイズです。

ここまでの大きさになると、懐に入れておけるようなサイズではなく、とてもではありませんが懐中時計とは呼べません。
この時計を胸ポケットにでも入れようものなら、ちょっと前かがみになってしまいそう。
ポケットすら壊れてしまう、スーツがびっくりするほど盛り上がるというほどのサイズです。

ただ、それだけのサイズの時計ですから、インパクトや見た目の存在感たるや並大抵ではありません。
大きめの懐中時計で満足されていた方も、これと比べてみれば、もう比ではないほど。
懐中時計では少し線が細いなと感じられていた部分は、本当にすべてが力強い魅力に変わっています。

文字盤もどっしりとした大きさ。
インデックスも極太マジックで書いたかのように太く、長針・短針もこれでどうだと言わんばかりの太さ。
か細いはずのチクタク音も時計持ちには心地よい響きともいえる音量。本当に力強い印象を受ける時計です。
時計に性別があるとすれば、この時計は男前という言葉がぴったりという格好良さがあります。

英国やスイス時計の古典ともいえる、専用の時計スタンドに収納するタイプ。
懐中時計を収納して立てる、当時の非常に古い懐中時計スタンドも一緒に残っています。
なるほど、このように使っていたのかと、その当時の使われ方が目に浮かんでくるようです。
懐中時計が一般的になる１９００年代以降は少なくなりますが、それまではこのような使われ方もされていました。

書斎に飾ったり趣味の品を飾るショーケースに置いて見るには、ここまでインパクトのある時計も無いでしょう。
懐中時計と同じように吊り下げるリングこそ付いているものの、これは時計スタンドに入れてご利用いただくか、時計掛けに掛けて置時計としてお使いいただくのが正解でしょう。