ハンプデンの歴史と特徴
短い生産期間ながらも、アンティーク時計ファンからの一定した人気のあるメーカー。
ハンプデンの歴史とご紹介
ハンプデンの始まりは1877年にまでさかのぼる、古い歴史のある時計メーカーのひとつです。
懐中時計を中心に、製造から販売までを手がけ、1920年代後半までに400万個近くの時計を生産していた大手の時計メーカーでしたが1927年に倒産。
その後は旧ソビエト連邦の買収企業に渡り、製造技術などをロシア人に伝え、大手メーカーとしては早い年代に歴史の幕を閉じました。
時計ケースを主に製造していたDueberにより1888年に買収されたため、時計・ケースにDueberの刻印が入っているものがあります。
広告に見る時計の変遷
アンティークハンプデンのお勧めポイント
ハンプデンが時計を作っていたのは約50年間と限られ、主に懐中時計の時代ですので、手に入れることができるのも懐中時計が主になります。
懐中時計としては、当時としては大手メーカーであったことや、製造年代が比較的幅広いため、サイズの大小・素材の違い、特殊な文字盤のものやケースの綺麗なものまで、ウォルサムやエルジンなどのアメリカメーカー同様、いろいろなデザインや作りのものがあります。
【 ハンプデンの昔の腕時計 】
腕時計も初期の物がわずかに見られますが、デザインや技術的に多彩になる前の時代に製造を終えていますので、腕時計ではデザイン的にシンプルなものがほとんどです。
特にこの点をお勧めできるというメーカーではありませんが、他のアンティークメーカー同様に良いメーカーで、気に入っていただいた時計に出会えたら、ハンプデンも良い選択肢の1つです。
ハンプデンのアンティーク時計
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参考記事とリンク
■ ウィキペディアのポレオットのページ
ハンプデン社を買収したポレオットの歴史などの詳細が順を追って紹介されています。
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