エルジンの歴史と特徴
ウォルサムと並び称されるアメリカのアンティーク時計ブランドの双璧。
エルジンの歴史とご紹介
エルジンは1864年に前身であるNational Watch Companyとして、ウォルサムの技術者らを招いて、懐中時計を機械的に作り上げることを目的に設立されました。
一時はアメリカで生産される懐中時計の半分をエルジンが生産していたほどで、ウォルサムと同じくアメリカの時計市場の双肩を担ってきた最大手メーカーです。
1964年に実質的な工場が閉鎖され、現在のエルジンはブランド名のみが残り、アンティークとして存在するエルジンとは実質的な関連がないのが残念です。
広告に見る時計の変遷
アンティークエルジンのお勧めポイント
お勧めとしては、懐中時計全般と20年代頃までの腕時計に特徴がありお勧めです。
ウォルサムと同じく様々なデザイン・タイプの時計を生産し、懐中時計から軍用時計までデザインや用途でも幅広いアンティーク時計が現在も残っています。
鉄道時計として支持されていたブランドでもあり、ウォルサムの技術を持って生まれたブランドということもあって、機械としての信頼性も十分です。
時代的にちょうど「アンティーク時計」に分類される、手巻き時計が主に使われていた期間を通して存在していたメーカーということもあって、懐中時計から手巻き腕時計まで、たくさんの選択肢があります。
特に懐中時計についてはさまざまなものがあり、エルジンの懐中時計には人気があります。
また懐中時計から腕時計への移行期には、懐中時計と腕時計の中間に当たるような作りの時計もあり、エルジンとしては、特に懐中時計と初期の腕時計の時代を通して、とても魅力のある時計が多くなっています。
腕時計全盛期40年代頃の腕時計には、現在から見るとレトロ感があって面白いもので味がありますが、50年代以降は、他のメーカーと比べると、デザインや作りとしてやや少し味気ない感じのものが多くなっています。
特殊なところでは、第二次大戦時の軍用時計を作っていたこともあって、その時代の軍用時計にも人気があります。
エルジンのアンティーク時計
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参考記事とリンク
■ エルジン社のホームページ
現存する日本のエルジン社のホームページ。日本語でホームページが提供されていますが、現行品の紹介が主になります。
■ 時計ファンのエルジンのページ
昔のエルジンの広告を見ることができます。
■ ウィキペディアのエルジンのページ
エルジン社の歴史などの詳細が順を追って紹介されています。
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