時計と靴は良いものを
これは第一印象は「外観から判断される」という、昔から言い伝えられている格言のようなもの。
時計と靴は初対面の人を測るバロメーター
昔から親が子供に送った金言、「とにかく時計と靴だけは良いものを身に着けなさい」という言葉。
最近でこそ格言や心得を教える親も少なくなってきましたが、この言葉は日本だけでなく、海外でも言われている言葉で世界共通ともいえる教えです。
その理由には、人から見られるという外見からの視点と、着けている人の気持ちにも関係があります。
良いものを持つだけで、人の魅力が変わってしまう、着けている人の気持ちにも余裕が生まれることがあるから不思議です。
どうしてこのように言われているのかというと、初めて会う人を判断する基準は「まずは見た目」。
最初の見た目だけで、人柄や格式などが判断されるといっても過言ではないからです。
仕事での営業や会議、お見合いや結婚式などはもちろんのこと、通勤している電車の中まで、いろいろな場面で実は見られているものです。
ふっと隣りの人を見たとき、仕事でスーツの袖から見える時計を見て、「いい時計をしているな」と思ったことはありませんか?
ついつい時計や靴に目が行ってしまいませんか?
その理由はなぜか?実はそれが一番わかりやすい物だからです。
人が常時身に着けているものは、この程度ではありませんか?
◆ 服
◆ 時計などの装飾品
◆ 靴
思いつくものがこれだけ、裏を返せばこれだけしか他の人からは見えないのです。
他の人があなたを見る時に参考にできるもの・判断できる材料はこれだけ、こう考えると見た目だけなら、ここからあなたという人柄や家柄までもが判断されることがあるわけです。
時計に重点を置きたい理由は
なぜ服装はそれほど重要だと言われていないのでしょうか?
清潔で折り目正しい服装を身に着けること、これは常識で当たり前のことです。
服装にそれ以上こだわるというと、その人の服装のセンスやあとはメーカーや金額ですが、10万円のスーツなのか100万円のスーツを着ているのかは、実は他の人にはわからない、わかりづらいものだからだと言われているからです。
あつらえ物であってもそれは外からではわかりづらいものですし、品質が良くて縫製が良くてもそこはプロでなければわからないものです。
それが「服装」が含まれていない理由です。
それなら何に一番目が行くのか、そして判断材料にされるのかというと、それが時計や靴であるわけです。
この2つは見た目ですぐにわかるものです。
例えば時計であれば、時計のメーカーであったり、質の良さなどはひと目でわかるもの。
わかりやすい例えなら、満員電車の中を想像してみてください。
あなたの隣りのつり革につかまった2人の男性。腕から時計が見えているという場面は日常によくある光景です。
スーパーでも買えそうな時計をしている人と、明らかに質の違う時計をしている人がいます。どうですか?
それを見た人は、「良い時計をしている」=「裕福・家柄が良い」と考えるものです。
靴もそれと同じで、「良い靴を履いている・手入れが行き届いている」なら、見る人は良い印象を持ってくれるものです。
1000円のいかにも安っぽい時計をしている人と、高そうな時計をしている人なら、例えばそれがセールスマンならどちらを信用しますか?
初対面の人のどこに目線がいきますか?
時計は自分で見るものですが、いつも見られているものでもあるのです。
良い時計をお勧めする理由
時計は、特に面と向かったときに必ず見えるものであり、必ず見られるものでもあるのです。
ストッキングやズボンに穴が空いていると、気になって仕方がありませんね。
それと同じような感覚で、安っぽい時計だとちょっと見てもらいたくないと感じてしまうものです。
特に相手が良いものを着けている時ならなおさらです。
時計に限っていえば、意図的に相手に「見せることができるもの」だと言えます。
そんな思いをするぐらいなら、最初から見せてあげたくなるものを着けておくぐらいのほうが良いのです。
そうすることで自分の自信にもつながりますし、引いてはそれが自分のゆとりを生み出すものです。
自分がしている時計を褒めてもらうのは最高に嬉しいものですし、自分が選んだ時計の話を皮切りに、会話が弾むのも楽しいものです。
ただの時間を見る時計のはずが、実はこういった側面を持っています。
携帯電話で時間を見られる時代に、高級時計やアンティーク時計に人気が出るのはこういった理由もあります。
また高級な時計をしてもらうことは、高級な車を持つのにも似ています。
でも車に乗るのは1日に数時間だけ。より長い時間を過ごす時計にお金をかけない手はありません。
ロールスロイスやベンツなど高級な車を運転している人が、危ない運転をしているでしょうか?
高級なものだから大切にしているということもありますが、それだけのものを持っているのだから無茶な運転をする必要を感じないということも1つの理由としてあり、それが気分的なゆとりを生んでいるともいえます。
高級な時計をしていただくことで、高級な車を所有するような気持ちのゆとりも感じていただけるはずです。
できるだけ良い時計をして欲しい、恥ずかしくない時計をして欲しい理由はここにあります。
アンティーク時計なら、古いものを大切にするという印象はもちろん、見た目の高級感や雰囲気は現在の時計とは比べ物になりません。
また、アンティークの懐中時計なら、品の良いアンティークチェーンに時計が見えれば、その雰囲気・印象が与える効果は計り知れません。
時計には時間を見る以上に、「特別な価値がある」ということをぜひ覚えておいてください。
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