美しく豪華なアンティーク懐中時計
この写真のような、「豪華で品のあるアンティーク懐中時計」。
持ってみたいと思いませんか?
金の華やかな装飾に宝石あり、そして時計の蓋を開くと、絢爛な美しい文字盤ありと、ひと目で明らかに希少な1点だとわかるその姿。
こんな魅力のある懐中時計は、現代の時計にもちろんあるものではありませんし、アンティークでもなかなか見かけない希少品。
そして現代のお店に並ぶ「時計」というそのカテゴリーで考えて頂くと、こういった時計だからこその、その魅力と珍しさに改めて気付いて頂けるのかなと思います。
現代のパテックやロレックスといった「お店に並んでいるものではない」「みんなが着けているものではない」という明確な違い。
新しい画一化された時計では、どんな高価な時計であっても到底見せることができない、この時計が作られた「時代であったからこそ」、そして「この時計だから」こそという魅力。
自分自身のこだわりを形として持つ、所有するという楽しみがある1点。
百貨店のショーケースから出てくるような、似通った「ブランド名だけが違う」腕時計をするのではなく、この現代という時代だからこそ、腕にするのではなく懐中時計という、クラッシックでありながらも斬新な選択。
電車の中で誰かが着けているのを見かける、そんな当たり障りのない・個性の無い時計をするのではなく、自分の好きなものを身に着ける。
「時計を着ける」という義務感ではなく、自ら楽しむための「選択」として、こういった時計を楽しんでみませんか?
惜しみない手間と時間
写真と動画をご覧頂ければ、この時計の魅力はそれだけで伝わります。
細かなところをご説明するのも野暮なものです。
欲しいと思って頂ける方なら、その姿をご覧頂いただけで手に取ってみたいと思われるのではないでしょうか。
あえて付け加えさせて頂くとすれば、一番の魅力は、この時計のケース装飾の美しさ。
片面には大きな赤い宝石が組み込まれ、その周りには白・黄色・緑・ローズ色と4色の金で彩られた、美しい立体的な金の装飾。
写真では色味が伝わりにくいところですが、写真よりも動画、動画よりも実物のほうが、色味が美しく装飾自体もより際立ちます。
ケースのもう片面には、イニシャルなどが彫れるようになっている盾形の装飾があり、その周りが空白として残されているのも、この装飾を引き立てるという意味で、とても効果のある手法です。
両面の縁の当たりから側面にかけて、こちらにもしっかりと細やかな装飾も施されています。
またもう1つの大きな魅力としては、時計の顔である文字盤を開けた時に味わえる「感動」ものの文字盤。
中心には青を、そしてその周りに灰色の背景を持ち、金・銀の装飾、そして外側には赤い数字の分表示のインデックス。
時計の針も豪華な装飾が美しいもので、この懐中時計のデザイン的な完結、すべてを総合した仕上がり具合に脱帽してしまうほどです。
店主のワンポイントと評価
総合評価
時計を「眺める」ということをされたことはありますか?
きっとそれがどういった感覚なのかを知って頂くには、美術館などで絵画などを眺めるというのに似ています。
ステンレスのキリっとした新しい腕時計を着けて頂いても、時間を確認するために見るものの、きっとそういった感覚は感じて頂けないのではないかと思います。
家伝としてまた次の代にも残していけるという、そんな美術品のような時計であること。
確かに時代的に機械式の手巻きという点で、リューズを巻く・時刻を合わせるという手間はかかるものの、それは「時間をかける」という趣味のかける時間とでもいえるかもしれません。
こんなデジタルな時代だからこそ、ゆっくりと楽しみながら使って頂ける時計があってもいい、そんな考えに共感頂ける方なら、素材や装飾面でもとても魅力のある1点です。
状態
ケース側面に少しくぼんでいる箇所がありますが、ほとんどわからない程度です。
文字盤を開いている写真で、文字盤の4分の位置から真っすぐケースの外側を見て頂くとご確認頂けるかと思います。
ただ100年以上経ったアンティークで、この品でここまでの状態であれば、アンティークだとご理解頂ける範囲かと思います。
希少性
希少・特殊なもので、同じものは入荷ができません。
贈り物
今も昔も変わらない、金という素材に職人業を込めた特別な品。
100年という時を贈るといった意味を込めても面白いのではないでしょうか。
赤い宝石の部分は、検査機器の数値からルビーではありません。
高価な宝石ではなく、おそらくガーネットかと思われます。
そのため正確な検査は行っておりませんが、誕生石という点でのプレゼント用などでしたら、有料になりますが検査をさせて頂くことも可能です。
備考