繊細な技巧の光る 真珠と18金無垢アンティーククロス･十字架 【1880年頃】

これぞアンティークの極み

写真をご覧頂くだけでも、デザイン性の良さ・クロス自体の美しさが伝わってくる非常に素晴らしい逸品。
そのデザインやスタイルは、まさにアンティークならではのもの。
しかしながら、そういった感想だけで終わらないのが、優れた逸品の魅力。

拡大した写真をよくご覧頂くと、網の目のように抜かれた細く繊細な装飾のその上に、手彫りが施されていることがご覧頂けるかと思います。
このような編み目のように、抜いたような装飾にするには、非常に細い工具や研磨剤を付けた紐などを使います。
それだけでも熟練の技術が必要なものになりますが、拡大した写真もぜひご覧ください。
それだけに留まらず、そのような細い部分に、さらに彫りも施されていることがわかります。
どれほどの時間と技術を要するか、これこそまさに匠の技。

中央に真珠を鏤めた立体的なクロスが輝き、目を凝らして見なおしてしまう程、ほれぼれするような装飾のクロスが彩る。
職人の技術を高めることが当たり前であった時代に、たっぷりと時間と手間を注いで作られた１点もの。
まさに身に着ける「美術品」と言える素晴らしい１点です。

店主のワンポイントと評価

総合評価　S

本当に驚くほどの繊細で精巧な作りで、デザイン的にも秀逸の一言に尽きます。
細かな彫りの部分は、まるで精密な機械を用いられて作られたかのようですが、この時代にそんなものはもちろんありません。
更にご覧頂きたいのは、細やかな彫りの部分。
人の手による彫りの強弱、線の先に行くほど細く浅くなる、これぞアンティークかつ職人の手によるものという証です。

状態　A+

特記事項はありません。
クロスに合わせるアンティークの金無垢ネックレス等、ご希望がありましたらお取り寄せ可能です。

希少性　S

ここまでのものは、見かけることも手に入れることも非常に難しいものです。

贈り物　S

豪華で上品でただ素晴らしいの一言に尽きます。

備考

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