現代だからこそ引き込まれる魅力
時代が進むにつれて、見直されるもの。
それは時代とともに流行が回るファッションも同様ですが、何かのきっかけで大きく見直されるもの。
人の心をぐっと惹きつけるものがあります。
それが100年以上経った、本当の意味での「アンティーク」という品。
直近ではエリザベス女王の薨去といった場面でも目を引く、いにしえの形に則った式典や、そこに用いられる小物やジュエリーの美しさ。
時代とともに簡略化されていくものではありますが、あえて「簡略化しない」という美しさがそこにあります。
この時代だからしなくなってしまったもの。それをあえて身に着けて楽しむ。
アンティーク時代の逸品には、この時代にでも輝く魅力を伝える品が多々あります。
サファイアと装飾の美しさ
このバングル・ブレスレットのようなデザイン、作りはそういったアンティークの最たるものだと言えるでしょう。
現代でも身に着けられる指輪、でもちょっと物足りなさはあるかもしれません。
そんな現代だからこそ、こういったアンティークのブレスレットを楽しんで頂くのも、これは非常に大きな楽しみ。
装飾性の高さが秀逸であるのはもちろんのこと、その形・デザインは現代では得られないものばかり。
中央のサファイアを際立たせ、小さなダイヤモンドと金を用いた装飾で飾り立てる。
存在感と立体感、そこに込められる職人技は、ジュエリーを身に着ける楽しみを再確認させてくれるものでしょう。
店主のワンポイントと評価
総合評価
アンティーク時代の金無垢ジュエリーによくみられる、赤味の差したローズゴールドのような色合い。
新しいイエローゴールドとは違い、そこには時代を経たアンティークならではの上品さがあります。
明らかに現代とは違う作りのバングル・ブレスレットで、ご自身で眺めて楽しんで頂くことはもちろん、着けた姿を何気なく見せる。
気づいてもらえる、そして見て楽しいという点では、新品のジュエリーよりもはるかに満足感の高いものです。
状態
装飾のある側ではなく、体の側になる部分ですが、少し窪みがある箇所があります。
ただ素材的にも年代的にも、非常に良い状態だといえるものです。
100年以上前の英国製で、身に着けやすさという点で軽量化されていて、バングル・ブレスレットの中が空洞になっているアンティークならではの特殊な作りになっています。
希少性
1800年代後半から1900年頃にかけて作られたもので、似ているものでも装飾性に違いがあります。
宝石の種類やデザイン、状態面からも、同じものとなると入手のなかなか難しいものです。
贈り物
とても綺麗で装飾性のある、まさに高級アンティーク。
贈物としても非常にお勧めの1点ですが、少しだけ窪みのある面がありますので、その点をご理解頂ける方にお勧めします。
備考
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