時代と風格薫る オメガのアンティーク金無垢腕時計 【1937年製】

目からうろこ、アンティークの美しさ

現代のオメガをご存じの方がこの時計をご覧頂くと、驚かれること間違いなしというものでしょう。
それはご覧いただいたご自身がそうであるように、これを身に着けているところを見た方、時計を見せられた方の驚きも同じ。
オメガの「時計」１つをもって、そのような驚きを生み出せるのは、こういったアンティークだからこその良さ。
着けて良し眺めて良し、また見せて語っても良し、そういった満足感を得られるという点では、お値段以上に価値のあるものだと言えるでしょう。

この時計が作られた時代から、クォーツの時代になり、デジタル・スマートフォンなどに移り変わる。
時計の製造技術や製法、使われる素材から形また完成度まで、１００年も経たないうちに大きく変わったものが時計だともいえます。
古きは捨て去られるように時代が流れていきましたが、今や時代は進み過ぎた流れを取り戻すように、「古いものの良さ」が見直されています。
新しい現行品の時計でも、この時計のように白色・陶製の文字盤の復刻が行われますが、いくら昔の形に倣っても、その時代の良さはそこには表れていかないもの。
それは、その時代だからこその製造法や作りの拙さであったり、素材の配合の違いであったり、それらすべてが結果となって現れます。
現在の時計と比べてみて、貴方の身に着けたい時計はどちらですか？

古さという新鮮さにグッとくる

この時計の魅力は、やはり古いものであることのデザインや形の良さ。
丸っこいような柔らかくも魅力のある、クッションケースと呼ばれる形のケース。
現代の定番である丸、四角や長方形、どこか「完全」すぎてやいませんか？
こういったデザイン的な柔らかさ、完璧でないことの良さもまた魅力。

白色の陶製の文字盤に、黒い時代を感じる書体の数字、１～１２の外側には２４時間表示の小さな数字も。
特徴ある形のブルースチールの針、そしてこれも古い時代ならではの、ワイヤーラグという形のラグ。
現行品のバネ棒式ではありませんので、市販品では選択肢があまり無いのですが、ここまでの時計であれば、バンドもオーダーメイドで楽しんで頂くべきところ。
新しい腕時計にはない魅力の詰まった、とても雰囲気の良い１点です。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A+

どなたに見てもらっても、「え？これがオメガ？」と驚いてもらえる、着けてそして見せて楽しめる貴重な１点。
現行の新しいオメガを着けて頂くのも楽しいものですが、こういった時代背景が見える・風格が楽しめるオメガというのも希少で貴重なもの。
居並ぶオメガのコレクションに、こういった１点も加えてこそ、オメガ通といえるもの。
５０年代頃のレトロ感のあるもの、そして現代のモダンでシャープな雰囲気のもの、でもそれだけでは、上品さや風格のある時計の出番というときに、ちょっと物足りないと感じられたことはありませんか？
この時計は、そういったところにぴったりと合う、楽しみ甲斐のある腕時計。
改めてコレクションを見直してみませんか？

状態　A+

裏蓋に軽い窪みはありますが、長い年月を経ているもので気にしていただくところではないでしょう。
文字盤に少し黒い小さな点がありますが、非常に小さなもので、文字盤製造時の塗料の飛沫だと思われます。

希少性　A+

同系のもの自体も少なく、文字盤などの状態が良いものとなると非常に希少です。

贈り物　A+

時計のデザインや作り自体がまったく違うもので、手に取った時の感動もひとしおという時計。
贈物としても非常にお勧めのできる１点ですし、時計をいくつか持っている方でも、同じものをお持ちになっていることはほとんどないでしょう。
贈られる際に、バンドもオーダーメイドでというお話などもして頂くと、さらに価値を感じて頂けるものだと思います。
時計のサイズとしては当時の男性用ですが、昔のものはサイズも小ぶりで、サイズとしては女性用にも合います。

備考

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