「金時計」の持つ魅力
テレビ番組を見ていると、古い商家や古民家の金庫から出てくる古い懐中時計。
大判小判といったお宝と並んで、すごいなと思ってしまうのがこの「懐中時計」。
何十年と金庫に仕舞われていながら、見つかった時にコチコチと動くのを見ると、やはりテンションが上がります。
それはその昔、懐中時計というのものが高価で貴重なものであったから。
日本で見つかるものは、戦時中のことなどもあり、金無垢というのは珍しいのですが、やはり金時計には価値と名前の響きの良さがあります。
そのような印象があるのは、お金という価値としてもそうですが、金は変化が少ないものであるから。
代々伝えていく時計としてなら、やはり金時計を持っておきたいもの。
もし時代を超えて見つかったのなら、テレビでお宝が見つかるような感動をもってもらえるものでしょう。
らしさのある美しい金時計
この懐中時計は、現在もアンティークの懐中時計では、その人気の一角を占めるウォルサム製。
サイズとしては小型のものですが、この「小型」というのがポイントで、ケース装飾・彫りの美しさが際立ちます。
中世を思わせるかのようなデザイン、美しい花で囲まれた模様。
そしてそのケースの美しさに上品さを与えてくれるのは、白い陶製の文字盤。
お分かりいただきにくいところですが、リューズも通常の形ではなく、年代が古い時代の丸リューズ。
とても雰囲気の良い金時計です。
店主のワンポイントと評価
総合評価
とても綺麗なデザインのケースで、表面・裏面の周りには細かいコインエッジ状の模様が。
側面にも模様があるのはもちろん、両面のデザインも花と葉が回りを囲んでいるという、とても上品なデザイン。
サイズとしては小さめのものですが、それだけに使うという点では、持ち運びにも優れています。
大きな銀時計なども迫力のあって良いものですが、また違った良さをこの金時計に感じて頂けることでしょう。
状態
特記事項はありません。
希少性
金無垢の状態の良い時計ということで、数多くあるものではありません。
贈り物
デザインや装飾も綺麗で、金時計ということでも贈り物としてお勧めです。
備考