懐に忍ばせてみたくなる魅惑の1点
アンティークを嗜まれる方なら、腕時計にしても懐中時計にしても、手巻きの「時計」というのは外せないところ。
スマホで時間も見れてしまう時代だからこそ、レトロ感やアンティークという楽しみには、当時の当たり前であった時計が必須。
そんな方にお勧めしたいのが、この五角形のグリュエンの懐中時計。
懐中時計にこんな形があったのか?
色々とご覧いただいたことのある方でも、「懐中時計」という言葉を聞くと、「丸い」ものを思い浮かべられるのではないでしょうか?
ところが「五角形」という特別な姿をした、知る人ぞ知る、こんな特別な懐中時計もありました。
その見た目の特別さは、写真を見ても、実物をご覧頂いても引き寄せられるような魅力があります。
形の特殊さはもちろんのこと、ケースの表面と側面、また上部の吊り下げる部分に施された特殊な模様。
時計の顔である文字盤に目を移しても、ゴールドの立体的な数字にインデックス。
上品な針の形など、非常に魅力のある作りになっています。
正五角形という魅力
非常に特殊なデザインの腕時計を生み出していたことで知られるグリュエン。
のちの腕時計デザインにも繋がる、斬新さの見える五角形という懐中時計。
北海道の五稜郭、またアメリカ国防省の建物もこの時計と同様に五角形という姿をしています。
形の特殊さという点でもそうですが、そこに何らかの魅力やいわくを感じてしまう、魅力ある形と言えるのではないでしょうか。
店主のワンポイントと評価
総合評価
アンティークなればこそ、そういった特殊性・特別さをお求めの方に特にお勧めの1点。
お客様の視点からご覧頂いて、それが特別に写るものであれば、他の方にとってはさらにそう見えるもの。
その辺りで手に入るものではない、そういった特別さの中に、アンティークならではの特別な雰囲気。
懐から取り出して頂く、また手に取って時刻をご覧頂くにしても、その姿が特別に見えるものであることは間違いありません。
状態
写真で拡大していますが、9時と10時の間にわずかに文字盤に経年変化が出ている部分、THINの文字の下に爪楊枝ほどのわずかな凹みもありますが、文字盤の状態としては非常に良いものです。
またケースの裏側も軽く凹みのある個所があり、目立つものではありませんが、光の当たり具合でそれがわかりますので、この部分も少しわかりやすい形で写真を掲載しています。
希少性
こだわりのあるグリュエンの中でも、こだわった懐中時計として知られているものです。
機械自体も良いもので、特別な形から変わらない人気があります。
贈り物
アンティーク懐中時計中でも、特殊さ特別さという点で群を抜く形とデザインをした1点です。
大きく目立つものではありませんが、少し経年変化や使用による凹みなどもありますので、そのあたりをご理解頂ける方にお勧めします。
備考