手彫りの皇帝ナポレオンの鷲
偉大な足跡を残し大きな歴史の1ページである、世界で知られるフランスのナポレオン。
マントを羽織り勇ましい馬上での姿、戴冠式、胸に手を入れている姿など、どこかで目にされたことがあるのではないでしょうか?
フランスへ訪れると、必ずその足跡に出会うといっても過言ではないほど。
そんなナポレオンが皇帝の紋章として使用した、左向きの特別な姿をしている鷲。
その名も「ナポレオンの鷲」、それを職人の手によって、銀時計に手彫りさせて頂きました。
彫りの深さや幅、そしてこのような細やかさや鋭さは、顕微鏡と昔からの工具によって、熟練された人の手によってこそ成せる技。
このような時計は出回っているものではなく、こちらで仕上げをさせて頂いた世界で1点のもの。
ナポレオンをお好きな方にとっては、手に取って楽しんで頂きたいアンティークかと思います。
お付けするスタンドに掛けて、時間のある文字盤側ではなく、この裏側の彫りを楽しんで頂くのも一興ではないでしょうか。
銀のクッションケース
アンティークでも人気のある1つが、丸い形でもなく四角い形でもない、アンティーク時代の「クッション型」。
誰が名付けたのかはわかりませんが、少し丸みを帯びた四角形で、確かにクッションのような形をしています。
これがなんともいえない上品なフォルムであり、非常にうまくその時代の雰囲気を伝えてくれています。
エルジン社の100年以上前のアンティーク時計であり、この時代ならではの陶製の文字盤に上品な針と、アンティークらしさが漂います。
時計の作りやデザインとしてはシンプルなものですが、裏側のナポレオンの鷲との組み合わせと、とても良く合っています。
控えめながら上品にそして勇壮に、ナポレオンの時代に腕時計はありませんが、彼らの時代にも相応しい雰囲気のある1本です。
店主のワンポイントと評価
総合評価
裏側のナポレオンの鷲の彫りが一押しではありますが、この時計の持つ、クッションケースの特別さもまたお勧めのポイント。
それはバンド幅が広く、腕時計の存在感をさらに高めて、バンドの持つ魅力も存分に楽しんでいただけるという点。
写真では20ミリのバンドを着けていますが、22ミリまでのものを合わせることができます。
また100年物のアンティークならではの、陶製の文字盤に上品な特別な形の針もまた魅力的。
バンドはワイヤーラグというタイプのものになりますので、市販品としては少ないものですが、それだけに自分好みのバンドをオーダーメイドして合わせて頂けるというのも、セールスポイントかと思います。
バンド幅のこともあり、基本的には男性向けですが、ファッションとして幅広のバンドを楽しんで頂くのであれば、女性の腕の写真も掲載していますので、そちらもご参考ください。
ご購入いただいたお客様には、お客様のイニシャルを無料で彫らせて頂きますので、ご希望のお客様はぜひご相談ください。
状態
特記事項はありません。
希少性
時計自体としても珍しい1点になりますが、今や希少な技術になった洋彫りの手彫りで、この時計にこの彫りは、世界でたった1つの1点物です。
贈り物
現在の新しい時計では、まず得ることのできない満足感のある商品かと思います。
時計の外観から話が弾むことはもちろんですが、おもむろに外して裏面の手彫りを見せて頂く、なんていうのは誰にでもできる楽しみ方ではないはず。
贈物としても、非常にお勧めのできる1点です。
備考