箸置きならぬ時計置きとして
非常に風格ある姿を見せる、西欧で作られたアンティークのブレスレット。
丁寧に透かしそして手彫りをされた、非常に繊細かつ美しい工芸品。
その素材になっているのは、使うごとにそして年を経るごとに深みを増す骨という素材の美しさ。
本来の用途としては、女性のブレスレットとしてお使いいただくものですが、当店ではこれを「時計置き」としてご提案したいと思います。
実はこちらのブレスレット、非常に繊細なもののため、入手当初はらせん状になった部分がいくつか折れた状態になっていました。
こちらで破損したものは外させていただきましたが、その数が少なくなってしまったため、通る腕回りが細くなってしまいました。
腕回りとしては14センチくらいまでなら入るのですが、人の掌というのは手首よりも大きいため、腕に通そうとすると手のひらが通りません。
時計を木箱などに収納した際に、そのまま置いておくだけでは面白くないと思いませんか?
お箸にはそれを彩る箸置きがあるように、腕時計には腕時計を置くものがあっても良い。
ブレスレットとしては「完全な商品」ではないものながら、時計を彩るには過ぎたるほどの良さがある。
これもアンティークを楽しんでいただくための、一つの飾り方としてお勧めいたします。
店主のワンポイントと評価
総合評価
ブレスレットしては、腕回りが短いためそのままでは使用できませんが、時計置きとしては非常に趣きを感じさせてくれるもの。
色の深い木箱を背景に、時計を渋く飾っていただくには、非常に素晴らしい1点になることでしょう。
状態
鹿の長い角の右側に折れている箇所があります。
またブレスレットとしては、このままでは手のひらが通りませんのでご使用いただけません。
(ブレスレットとしてご使用いただくには、ゴム紐を交換していただく必要がありますが、作業自体は穴に通して結ぶだけで簡単なものです。)
希少性
繊細で経年の美しさを加味された珍しい1点です。
贈り物
ブレスレットとしては、ゴムを交換していただいてからでしょう。
時計置きとしては非常に綺麗なもので、時計・木箱とセットにして贈りたいものです。
時計置き用としての評価なら、さらに高い評価ができる貴重な1点です。
備考
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