ブローバの金銀２色の装飾際立つ女性用アンティーク腕時計【1942年製】

現代から見ても美しさが際立つ

アメリカのニューヨークの五番街に店を構えたことでも有名な、ブローバ社のアンティーク腕時計。
１９４０年代といえば、まだ少し前のような感覚を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、もうすでに一人の人生ほどの長さの昔のこと。
時代が変わり、宝飾品やジュエリーの作りも変わり、そして時計はデジタル化しサイズも大型化していきました。
時代が移り変わっても、やはり良いものは良いと伝わる。
それだけの雰囲気を纏っているのがこの時計だと言えるでしょう。
すでにその時代に、現代から見てもその美しさに見惚れる、そんなデザインの時計があったことに驚かれるのではないでしょうか。

金銀２色と特性を生かし切った美しさ

時計そのものが美しい。
この時代にも、金色や銀色またはローズ色という単色の時計はありましたが、金銀２色が使われた時計というのは珍しいもの。
そして単に「２色を使いました」ではなく、それがデザインとして最高の形で昇華されていること。
時計の顔である文字盤の周りを装飾で囲い、それが時計の上下へとデザインとして続き、バンド側でしっかりと留めのデザインまである。
これ以上でもなく、これ以下でもなく、この形で完結しているというとても良いデザイン。
まさに着けて良し、眺めてよし、また見せても良しという傑作と言える１点です。