美しき風格漂うロレックス
車ならベンツ・時計ならロレックスといわれるほど、その分野の代名詞。
今や知らない人はいない、持つ人のステータスを表すともいえる代名詞ともなった、ロレックスの雰囲気漂う金時計。
比較的年代の新しい時計ですら、コレクションされる時計にあって、この懐中時計は次元の違うものだと言えるでしょう。
懐中時計から漂うような雰囲気の良さ、風格そして品格の高さは、飾らないことでこそ、その本質である時計の美しさが引き立つというもの。
シンプルでしっかりとした作りでありながら、「これだからロレックス」という雰囲気をたっぷりと感じさせてくれます。
引き立つ魅力とこだわり
「魅力」を一段と際立たせることができるのは、着飾り飾り立てるからではありません。
あえてシンプルに作り上げ、そこに本当に見て欲しいものを置くことで、香り立つような上品さと個性が立たせることもできるのです。
このロレックスは、あえてその手法を取り入れたような作りのもの。
時計の顔である文字盤は、懐中時計全盛期から腕時計へと移り変わる最中、その中にあって古き良き作りを伝えるもの。
懐中時計全盛期の陶製の文字盤にゴールドの針と、あえてその作りをの美しさを伝えるようなアンティークならではの作り。
さらに時計の裏側には、昔の装飾文字を使ったイニシャルが、飾りとして彫られていて、とても良い雰囲気を醸し出しています。
周りに何もない、シンプルな面であるからこそ引き立つ、この装飾彫りの美しさもまた大きな魅力。
YACの文字を組み合わせたとても美しい装飾で、この時計が贈られたであろう日付「1923年9月29日」がデザインに溶け込むように彫り込まれていて、作られた時代を伝えています。
写真からは伝わらない部分ではありますが、金無垢ケースも非常にしっかりとした厚みがあり、素材としても当時としても高級であった金の惜しみない使われ方に感動を覚えます。
時計のケースの作りも特殊で、ケース自体が表蓋・裏蓋・機械枠の3ピースになっていて、それぞれが蝶番で繋がれた作りになっています。
またそれだけではなく、機械の裏側には機械を保護するため特別に内蓋が作られていて、万が一時計が開かれることがあっても、すぐには機械が見えない・触れないように安全対策が取られています。
この点を見ても、抜かりない高級さの証だといえるひと手間が垣間見えます。
「ロレックスの金無垢懐中時計」。
ロレックスを買う理由は「ロレックスだから」これこそロレックスのロレックスたる所以でしょう。
店主のワンポイントと評価
総合評価
ロレックス好きの方なら、数本は腕時計を所有されているのではないでしょうか。
そのコレクションを締めくくることができるのは、やはりこういったアンティークの逸品。
書斎に飾りたくなるほど、非常に美しい姿を持つ金時計であり、大型かつシンプルなデザイン。
それでいて非常に見どころのあるもので、「大人の楽しみ方」に似合う最高の1点です。
状態
特記事項はありません。
希少性
ロレックスは非常に熱心なコレクターがいらっしゃることでも有名ですが、その中にあってアンティーク懐中時計にも非常に人気があります。
金時計であり、かつこの年代・この状態では、なかなか手に入らない希少な1点です。
贈り物
この時計に対面された時に、その価値が何も言わずに伝わるという特別な1点。
贈り物としても最高の品です。
備考
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