五角形の扉を持つアンティーク懐中時計収納スタンド

時計を飾るための「ショーケース」

アンティーク好きの方なら、お気に入りのコレクションを飾っておくためのガラス製のアンティークのショーケース。
ご覧になられたことがありませんか？
現代の素っ気ないショーケースとは違い、アンティークものは、そのケースすらも「見せるものになっている」雰囲気の良い特別品。
ケースを眺めていても楽しく、そして内側のコレクションを見る楽しみも倍増する特別なアイテムです。
この懐中時計スタンドも同様に、１点の懐中時計を飾るためのショーケースといった作りになった特別品です。

手の込んだ形に魅力

扉が将棋の駒のような五角形になっていて、その面と角度によって生まれる、光の反射によるガラスの美しさが格別です。
またこのような五角形の扉を生み出すには、ケース自体の形もそれに合わせて作られる必要があるため、ガラスケース自体の形も非常に特殊な作りになっています。
まるで教会の扉のように、またコレクションを並べるアンティークのディスプレイケースのように。
なんとも言えない魅力のある形をしているものです。

内側の布の部分は、経年による劣化や退色がありますが、ケース全体の色合いや雰囲気ととても良く合っていて、まさにほど良い枯れ具合。
アンティークらしさが漂うもので、色褪せた背景が時計の輝きをさらに高めて見せてくれるものでもあります。

時計を収納するスペースは、内側にしっかりと幅と高さがあるため、小型から大型まで幅広いサイズに対応可能。
幅またフックから底面まで、ともに６センチ以上と、大型の懐中時計でもしっかり収納することができます。
（写真の懐中時計は本体直径約３．５センチです）

スタンド自体の色合いや雰囲気から、お勧めするのはやはり金色の懐中時計。
シンプルなオープンフェイスよりも、蓋の付いたハンターケースの懐中時計が良く似合います。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A

★★★★★

経年変化や退色こそありますが、全体的にとても状態良く、作りも良い特別品です。
お気に入りの懐中時計を飾る、そして収納して「鑑賞する」という楽しみ。
ここから開いて取りだす、そして仕舞う、そして見て楽しむ。
時間をかけることが面白い、時計を眺めて、そしてスタンドを見てにんまりとしていただける１点だと思います。

状態　A-

★★★★★

写真でご確認いただけますが、わずかにガラスの角に欠けの出ているところもありますが、多面系のガラスで１００年物。
非常に状態の良いもので、これ以上としては望むことが難しいものでもあります。
布地の経年劣化や退色もありますが、年代を考えると必然的に起るものでもあり、アンティークらしさという意味では、価値ともいえる部分です。

希少性　A

★★★★★

形自体が特殊なものでもあり、ここまで状態の良いものはなかなか見つかりません。

贈り物　A

★★★★★

アンティークの懐中時計をお持ちの方なら、収納するケースもアンティークであればと、このような品を見ると思われるはずです。
状態的にも形やデザインとしても、贈り物としてもとてもお勧めできる１点です。