アンティークならではの装飾美
時代を遡ること100年以上。
1900年代の懐中時計と聞くだけでも響きの良いものですが、それが1800年代にもなると、桁違いの響きとして聞こえます。
時代の新しい時計と比べることはもちろんできませんが、時計が時計として使えるようになった、新しい世代の作りになったと言える1800年代の後半の懐中時計。
見ごたえがあるのは、目を留めてしまう華麗なという表現が似合うケース装飾。
模様の形やデザイン、装飾の仕方がいかにもアンティークという作りのもので、その細やかさと構図に感動を呼ぶような作り。
蓋を開けば現れる時計の顔も、まさにアンティークそのもの。
陶製の艶のある文字盤に合わせられたブルースチールの針。
そしてとても雰囲気の良いローマ数字に、流れるような美しい文字のウォルサムという銘。
アンティーク時計だと言うまでもなく、その時計を見せただけで、アンティーク時計だとわかってもらえるほどの神々しさがあります。
持ってもらっても、その蓋を開いていただいても、アンティーク時計に求めるイメージ通りの形がそこにあります。
店主のワンポイントと評価
総合評価
作られてから100年以上経った、アンティークの定義に照らしてもその条件に合う、本物のアンティーク品。
装飾が細やかで美しいことはもちろん、その部分部分がいかにもアンティークという品で、側面のドット模様も隙を感じさせない良い作りです。
ケースの厚み自体は少し薄いものですが、姿の良いアンティーク時計ならではの、「持って良し・飾って良し・見せて良し」という楽しみ方ができるものです。
状態
特記事項はありません。
希少性
1800年代という年代の古いものでもあり、数の少ない金無垢時計で姿の良いもの。
デザインなどを選ばなければ無いものではありませんが、状態面などを合わせると数の少ないものです。
贈り物
アンティーク時計と聞いて、それを見せた時に感動してもらえる繊細な作りと雰囲気を持っているものです。
贈り物としても非常にお勧めできる1点です。
備考
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